高級オリジナル現代版画?

旧コンテンツでは、漫画家のボッタクリ複製画商売のパイオニア、いがらしゆみこ大先生の『キャンディ・キャンディ』偽版画を「ジクレ」と書いていたのですが、お詫びして訂正いたします。

単なるオフセット印刷でした。

作画者・いがらしゆみこによる詐欺横領の被害者、原著作者・水木杏子の公式掲示板発言によると、

<原画>ではなく明らかに<プリント物>を
(版画家、美術連盟、印刷会社、漫画家に見ていただいた結果)
<複製原画という名前で高級版画>として販売していた(いる?) のはわたしが信じる事実です。
すべて、フジサンケイアドワークの作成であり、漫画家のサイン入りです。

本物の版画家、というとおかしいですが
「こういったものをこんな価格で販売されたら 一生懸命、版画(自分で作成している)を 彫っている自分達はどうしたらいいのか」
というコメントも書いておきます。
<版画家><漫画家><美術家><印刷専門家>にみていただいて
普通紙に(種類は調査中)4色印刷。 とわかっています。
刷った枚数がわからないので、
(いがらしさんのサインと一緒に入っているナンバーも350/1、とか300/3とかいろいろなので )
原価は50円から300円まで、見せた人によってまちまちです。
フジサンケイアドワークが作った偽版画の原価ですが
みんなの頭のなかでいろいろな値段になってしまったようなので・・・
30円(最低につけたひと)
500円(最高につけたひと)
で、30円から500円と書いたはずでした。
因みに一番多かった値段は200円~300円です
どちらにせよ暴利ですね。

…あれかなぁ。ウォーターレスで解像度の高い美術印刷用のオフセット?
だとしても、製造原価が二束三文なのに違いはないんだけど。

これをフジサンケイアドワーク(現・クオラス)は

最新最高の技術を駆使した、最高級版画
大変数多い工程を掛けて刷った版画

とブチあげて、通販やイベントで売りさばいていたわけです。

尚、産経新聞に何度も掲載された通販広告には、

高級オリジナル現代版画
Lithographic reproduction

(略)高級の印刷技術による現代版画は、微妙な色彩はもちろん、ペンのタッチまで忠実に再現。その美しさは、まさに芸術と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
(略)
貴重な芸術作品として、ぜひこの機会にお求めください。お部屋ばかりか、気持ちまで明るくしてくれる素敵な作品です。

とあります。
芸術作品、ねぇ…。
Lithographic reproductionという英語表記が、なんとも微妙ですな。

外部参考サイト:違法複製原画被害者の声(キャンディ・キャンディ虐待問題内)

この額装偽版画、裏面を水貼りテープで封印した上に、いがらしゆみこのサインを入れてあるのですね。
ファン心理として、わざわざテープをカッターで切ってまで中の画を直接見ようとはしないであろう、という高度な計算(笑)に基づいた仕様。

外部参考サイト:複製原画の額について(キャンディ・キャンディ虐待問題内)

と、このようなボッタクリ商法を原著作者・水木杏子に無断で行ったいがらしゆみこ大先生とフジアドは、当然のように原著作者から訴えられ、最高裁まで争って全面敗訴。
ぼったくり偽版画は販売差し止め措置をうけました。正義は勝つ。

…にもかかわらず、この判決が不服な皆さんがいるのですね。
その団体の名は「日本マンガ学会」

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椿山荘偽版画イベント
1998年8月椿山荘で行われた偽版画および描きおろし原画販売イベント
ベルベット・キャンディ
『ベルベット・キャンディ』 額装済130,000yen
夢の中のアンソニー
『夢の中のアンソニー』

日本マンガ学会によるエウリアン(絵画商法)擁護

日本マンガ学会著作権部会は、の第3回著作権部会の席上で、

マンガ家がストーリー作家の合意なしに、商品化の許諾を与えて製作したグッズの販売が不能となって損害を蒙った業者は、利害関係人であるから、 これらのグッズの販売を許諾(合意)しない作家を訴えることが、現状打破の一つの突破口にならないか。

つまり、詐欺まがいのボッタクリ商売を勝手に行った挙句、原著作者・水木杏子から販売差し止め措置を喰らって偽版画を売れなくなった業者は 可哀相な被害者だから、マンガ学会のバックアップにより邪悪な加害者・水木杏子に対する訴訟を起こし、販売許可をせまろう!

…という大変アグレッシブな議論が交わされたのだそうです。すごいや!

外部参考サイト:第3回著作権部会(日本マンガ学会公式サイト内)

出版社も原著作者も外して自分ひとりがボロもうけしようとたくらんだ作画者のいがらしゆみこが、
「自分は講談社から冷遇されている」
と原著作者・水木杏子に泣き落としで迫って講談社との契約解除をさせた。

そして版権ゴロ弁護士の法の抜け道指南を受けて香港にダミー会社を作り、
「水木杏子はウチの社のスタッフ」
と業者をだまして契約を結び、大量のグッズでボッタクリ商売をはじめた。

あまりのことに堪りかねた原著作者が法的手段に訴えると、突然
「水木杏子は名ばかりの原作者で、実は原作は書いていない」
と大嘘をついて逃げ切ろうとした。

その一連の嘘が『キャンディ・キャンディ』の企画立ち上げからずっと担当していた講談社の編集者が提出した陳述書によって暴かれた。

そして講談社の法務部が提出した
「原作連載当時から水木杏子は原著作者として位置づけられてきた。原作つきマンガの制作プロセスには色々なパターンがあるが、キャンディ・キャンディに関しては明らかに水木の原稿に基づいて制作されたものである」
という内容の陳述書と多くの裏づけ資料に基づいて、
最高裁判決で
「『キャンディ・キャンディ』の原著作者は水木杏子である」
再確認されたのが『キャンディ・キャンディ』事件の本裁判。


しかし日本マンガ学会の見解では、この判決は「理不尽」なんだそうですよ。すごいや!

日本マンガ学会は、2004年4月京都精華大学での著作権研究シンポジウムでも、原著作者・水木杏子には出席のオファーもせず、
最高裁判決を無視して山中湖のいがらしゆみこ美術館で『キャンディ・キャンディ』の違法展示(有料)商売真っ最中の いがらしゆみこのみを招いて、「最高裁判決は不条理」とさながら悲劇のヒロインあつかいで持ち上げておりました。

…symposiumという言葉の意味、わかってます?

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すみれ色の夢
『すみれ色の夢』
アイ・ラブ・キャンディ
『アイ・ラブ・キャンディ』(額装済120,000yen)

国際日本文化研究センター助教授・山田奨治の見解

更に、この「シンポジウム」に出席した国際日本文化研究センター助教授・山田奨治先生の著書『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』(2011年9月刊行)によると、原著作者が法に訴えてまで販売差し止めをしなければならなかった「真の理由はわからない」んだそうですよ。なんと素晴らしい日本の知性!!

外部参考サイト: mociの日記 山田奨治「日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか」人文書院 (スラッシュドット・ジャパン内)
2000-12-27 (Wed) 00:10:13 水木杏子公式掲示板発言

(略)
<著作権侵害>はむろんですが、この件でいちばん訴えたかったことは<読者をあざむくような”にせ版画”の製作販売をしないでほしい>ということでした。

それ関してはフジサンケイアドワークから一度も<今後も販売させてほしい>とはいってこなかったので、ほっとしています。
またフジサンケイアドワークが開示した<販売状況>については<まゆつば>と信用しておりませんが<すべて虚偽>とも思われず<あまり売れなかった>という主張が真実であるならば(いがらしさんに支払った額などでみるに) それは被害者が少ないともいえることで、それもほっとしています。

(略) <にせ版画事件>と<著作権侵害事件>は別件なのでふつうなら裁判長はとりあげてもくださらないでしょう。
しかしこの件をずっと見守ってくださっていた裁判長は<お気持ちは伺います>といってくださり<和解案の一つとして(水木)が賠償金を受け取らなければ(読者に返却する)方法もある>といってくださいました。
わたしは すぐに<その和解案ならいつでも応じる>と答えましたがいがらしサイドはむろんのことフジサンケイアドワークもその件についてのお応えはとうとうないまま判決を迎えました。
(略)

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花をあげたい

『花をあげたい』
春の恋
『春の恋』(額装済140,000yen)

フジサンケイアドワーク(現・クオラス)による(極めて疑わしい)にせ版画販売情報開示

書類作成: 板倉由明(フジサンケイアドワーク)
タイトル 展示会 通販 額無し絵のみの単価
愛しのテリィ
画面サイズ:235×164㎜
額縁サイズ:423×355㎜


19


1

30,000yen
(額装済40,000yen)
夢の中のアンソニー17030,000yen
夢見るジョージィ
画面サイズ:340×257㎜

3

0

50,000yen
オータム・ラブ
画面サイズ:435×325㎜
額縁サイズ:560×475㎜


18


2

100,000yen
(額装済120,000yen)
愛を伝えたい 17030,000yen
こんにちは キャンディ6080,000yen
秋の日のジョージィ
画面サイズ:280×230㎜

2

0

60,000yen
愛の花をあなたに4070,000yen
アイ・ラブ・キャンディ
画面サイズ:408×355㎜
額縁サイズ:620×560㎜


18


17

100,000yen
(額装済120,000yen)
すみれ色の夢 186100,000yen
ベルベット・キャンディ
3

0
110,000yen
(額装済130,000yen)
春の恋
画面サイズ:465×610㎜
額縁サイズ:640×785㎜


20


12

120,000yen
(額装済140,000yen)
花をあげたい 11070,000yen
ナースになったキャンディ15060,000yen
2000-02-19 (Sat) 15:45:58 水木杏子公式掲示板発言

(略)
こんなに売れ行き不振だったなんて・・・
まあ、原価は一枚30円~200円(500円はしないそうです)ですから
フジサンケイアドワークも損はなさらなかったかもしれませんね。
買った方にはお気の毒ですが、少ない方がわたしはうれしい・・・
被害者が少なくてすみます。
しかし、開発部長の板倉由明さんが作成した、この書面は<真実>でしょうか?


わたし自身、<愛しのテリィ>を通販で購入しました。
価格は 額付きで40000円。あのうすっぺらな額が10000円・・・

通販で購入したのは水木ひとりだったのでしょうか? (通販購入者 1ですから)
水木が買った<にせリトグラフ>には 350/101
(通常なら350枚刷った中の101枚の意味)とあり、(いがらしさんもサイン付き)
その数字をめぐって不信ビームが飛び交い
裁判長から時間を与えるから「もっときちんとした情報を開示するように」
とフジサンケイアドワークの弁護士は言われていました。(水木夫談)

(略)

このにせリトグラフを販売するために
<産経新聞での一面カラー広告>
その後も10回近い<産経新聞での広告>(数回はカラー)
<サンケイリビングにおける広告>

それだけでも、たいへんな広告料だったかとお察しします。
(略)

尚、作画者の利益率は売上額の5%とのこと。

外部参考サイト:フジサンケイアドワークの情報開示の嘘 (キャンディ・キャンディ虐待問題内)

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秋の日のジョージィ
『秋の日のジョージィ』(60,000yen)
夢見るジョージィ
『夢見るジョージィ』(50,000yen)