原画展チラシ

メモリーズオフ原画展

2007年、秋葉の例の場所でKIDのコンシューマアドベンチャーゲーム『Memories Off』の高額複製画の展示販売会がありました。
画像は書店で配布されていた、そのイベントの宣伝チラシ。

倒産したKIDの権利を株式会社サイバーフロントが取得して、旧KIDの主要スタッフが多数在籍する5pb.によりKIDブランドのゲームの続編製作が可能になり、安堵するファン心理をくすぐる「KIDブランド復活記念」の煽り文句ですが…。

この一連の額装ポスター高額販売イベントは、ゲームを製作したオリジナルスタッフのあずかり知らぬところで行われていたそうで(ソース:原画マンの松尾ゆきひろ氏公式ブログ発言 2007年05月27日コメント及び2007年05月28日 コメント)。

原画家の松尾ゆきひろ、輿水隆之両氏を含む旧KIDスタッフはカヤの外で、現在の権利者であるサイバーフロントとアールジュネス間の契約のみで行われたイベントということですね(著作権表記も ©CYBERFRONT のみだし)。
まぁ、会社が倒産して権利を手放した以上、所属の絵描きさん達は法的には何の文句も言えない立場ではありますが。

直筆サイン及びエディションナンバーに関して松尾氏の公式ブログでご本人の発言がありましたので、以下に引用。

その絵画のことは、自分達のところには、 展示会や版画化の話は来てませんでしたが、 所属する会社には来ていたようです。

なので、知らないうちに進んでいた話でしたが、 販売分にはサインを入れるという業務が発生し、 一枚一枚にサインを入れていきました。
そういう意味ではまるっきり無関係と突っぱねることも出来なくなっています。
実に複雑な気分なのです。

何にしても高額な設定ですよね。自分達も驚いたものです。
後悔されていると言うことに関して申し訳なく思います。
その絵が嫌なきっかけになって自分達の創り出す作品ソノモノを 嫌うことにならないで頂きたいと願うばかりです。

ちなみにで言うと、描いた本人である自分達はそれらの絵を持っていません。 頂いていません。
そのような礼を重んじてると思えないようなところと これから先また関わっていけるとは思えませんね(苦笑)。

Posted by まつ at 2008年03月30日 05:05

番号は自分たちではなく業者さんが入れてます。
番号の管理は自分たちは判らないのです。

Posted by まつ at 2008年09月03日 20:11

にもかかわらず、アールジュネスは原画家さんの入念なチェックの上、厳選されているんです!とまくし立てて高額複製画を売りつけたそうな。


現在、二次流通市場では、ジュネスのイベントでは20万円台で売っていた

  • 「メモリーズオフアフターレイン 詩音」が 46,000円(税込 48,300円)
  • 「メモリーズオブアフターレイン 彩花」が 42,000円(税込 44,100円)
  • 「メモリーズオフそれから 雅」が 48,000円(税込 50,400円)
  • 「メモリーズオフそれから 集合」が 48,000 円(税込 50,400円)

で販売されている。 (当然、二次流通業者の買い取り値はさらに低いだろう)


その後、2008年に新柄三点追加でイベントが行われたが、新絵柄の公称エディション数は2007年分の半数の20~30。
どうやら第一弾の売上が悪く、不良在庫対策にエディション数を減らした模様。
(2010年5月、2種の絵柄追加で『メモリーズオフ』10周年記念!!新作版画展開催。契約が残っていたのか、新たに契約を結んだのかは不明)

一部類似した事例が2008年の『メガミマガジン100号記念展』

 

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↑の会場限定!!超レアグッズ販売予定!!は、初日の開始15分で期間中の全ての分が完売したそうですよ(笑)。
そりゃ確かに超レアだわ。

ちなみにブツは記念テレカだったとか。一体どんだけ用意してたのさ、100枚以下?
ご来場者プレゼントはステッカー(これも数激少)。

どっちも描き下ろしではなく既出イラストの使いまわしなので、入手できなくても残念がることはないぞ、地方ファンよ。

版画展チラシ裏