業界の風雲児・野澤シャチョーはホテル経営にも進出なさってるんですよ~。

ヘンシューチョ:
この度アールビバンが、ホテル経営にも進出なさったという事ですが。
シャチョー:
ええ、三重県の鳥羽市に、アートのテーマパークを目指して。

タラサ志摩スパ&リゾートの事ですネ♪
2008年6月の株主総会の報告では、 稼働率40%だそうですヨ☆

アールビバンは2006年の株式上場時に、100株以上保有の株主に対し、ペア宿泊券を平日用・通年用の2枚進呈という優待をつけてたんですね。
10万円の株購入で8万円の宿泊券が貰えるということで、優待狙いの新規購入が殺到、株価も急上昇でウハウハでした。
当社株式への投資魅力を高め、中長期的に当社株式を保有していただける株主の増加促進を目的としという謳い文句に反して、株主優待券狙いで空売りする投資家も出たそうですが。

2006年3月31日現在配布基準
① 100 株以上1000 株未満の株主
・ タラサ志摩ホテル&リゾート宿泊無料券(2名1室) 1枚
・ タラサ志摩ホテル&リゾート平日限定無料宿泊券(2名1室) 1枚
・ タラソテラピー20%割引券(同伴者含め1回限り) 1枚

② 1000 株以上の株主
・ タラサ志摩ホテル&リゾート宿泊無料券(2名1室) 2枚
・ タラサ志摩ホテル&リゾート平日限定無料宿泊券(2名1室) 2枚
・ タラソテラピー20%割引券(同伴者含め1回限り) 2枚
んが、2006年8月に優待制度改定。
100株以上株主 → 500株以上株主
年2回実施 → 年1回実施
タラソテラピーの割引券の廃止
必要投資額は5倍、貰える回数は半分。 更に2007年2月に
宿泊券2枚 → 平日用宿泊券1枚
当然、権利落ち日に優待族による売りが殺到して株価下がりまくり。
景気の良い優待で人を引きつけて資金集めって、ベンチャー企業が良くやる手ですけど、ここまで大胆素敵な朝令暮改は前代未聞と、素人株ブログや掲示板で随分叩かれたみたいです。

初年度は約29,000枚の無料宿泊券をバラまいたせいで、優待券の客が殺到。
約120室しかないホテルに29,000人の客を収容できる訳がないので、当然券があっても予約はとれず、株主はネットオークションで売り。
何も知らずにオクで券を落とした客は予約が入れられずに激怒、ホテルのイメージ低下。
フツーのオツムがあれば十分予測可能な事態だと思うんですが。

2008年度株主総会でのシャチョーの釈明 (notsoldさんのブログより)
優待制度は変更が続いておりご迷惑をおかけしてます。
優待券により、株主にタラサ志摩を利用してみていただきたいとの試みで行いましたが
結果として週末は優待券を利用する株主を優先させ、一般のお客様はお断りしてきたため
一般のお客様を失う結果となってしまいました。
優待制度は見直しをしていきます。

平成19年から、プールが13歳以上限定でタラソテラピー利用客以外は\2,000の有料化。
レストランは最低料金コース引き下げ。ルームサービスも低価格メニュー強化。

これだけで何が起こったか容易に想像がつきますなw
以前はバブリーな感じの高級リゾートホテルだったのが、優待族のファミリー客が増えたせいでホテルの雰囲気が変わってしまい、以前からの客が離れたと。

タラソテラピーって、フランスではバカンスに長期滞在して、ゆっくりと疲れを癒す為のものなんですがね。
こんなんじゃ、従業員のモチベも下がるだろうな…。
とかいう以前に、シャチョーがタラサの経営権を買って真っ先に行ったのが「従業員と営業所のリストラ」なんだそうで。
業績悪化したリゾートが真っ先に行うべきは、サービスの向上なんじゃねーんですか?
タラサのエステスタッフの質が落ちたとか、レストランの味が極端に落ちたとか、ルームサービスが星つけられないくらい酷いとかいう噂もチラホラと聞きますが。

…ま、所詮ビバンの株主用の慰安施設ですからね。

あ、でも伊勢湾の眺望は美しいそうですよ(←とってつけたようなフォロー)

付記)
タラソテラピーそのものについては、検証する時間が足りなかったので、とりあえずにわか旅人さんのブログのここら辺を読んでおくと良いと思います。
ちなみにフランス厚生省はGroupement de defense sanitaire 略してGDS。
Groupement de defense sanitaire Thalassotherapie でググった結果。ガッツのある人は調べてみてね。

2009年追記)そして2009年度より、業績悪化を理由に株主優待制度廃止。
更にタラサが買収したエステチェーン関連のスッタモンダも表沙汰に…

2016年追記)不採算部門の切り離しや合併によって一時的に持ち直したビバンは、2016年に単発でタラサ宿泊の株主優待を復活。
優待目当ての個人投資家はリピート客にはなりそうもないが、どうなるか。

シャチョー:
そうなんです。そういう芸術村構想のひとつの方向ということと、もうひとつはタラソテラピーを初めて日本でとりいれたということを聞いて。
だから僕はタラソテラピーと聞いただけで、いいなぁという感じになるので(笑)。
またエステとかそういうものと違いまして、海洋療法というね。海と一体になってね。
ヘンシューチョ:
海草をたくさん食べるのは日本人だけですからね。
アメリカの人などは「なんでそんな雑草とか、海の中のものとか」っていう考えなんですよね(笑)。
だから内で食べて、外にもそれを塗るわけですからね。素晴らしいですよね。しかも38億年の栄養分みたいなものを塗るわけですから。

海とアートって関係ありますよね、海をテーマにした絵とかありますし。
それが実行できる方ということで、一番大切なポジションにいらっしゃいますよね。
イエス・キリストとアートって関係ありますよね、イエス・キリストをテーマにした絵とかありますし。
女の裸とアートって関係ありますよね、女の裸をテーマにした絵とかありますし。
キャンベルスープ缶とアートって関係ありますよね、キャンベルスープ缶をテーマにした絵とかありますし。
ドルサインとアートって関係ありますよね、ドルサインをテーマにした絵とかありますし。
マスケット銃兵とアートって関係ありますよね、マスケット銃兵をテーマにした絵とかありますし。
猿のいる熱帯の森とアートって関係ありますよね、猿のいる熱帯の森をテーマにした絵とかありますし。
縄で吊るされた鮭とアートって関係ありますよね、縄で吊るされた鮭をテーマにした絵とかありますし。
溶けた時計とアートって関係ありますよね、溶けた時計をテーマにした絵とかありますし。
燃える麒麟とアートって関係ありますよね、燃える麒麟をテーマにした絵とかありますし。
オベリスクを背負った宇宙象とアートって関係ありますよね、オベリスクを背負った宇宙象をテーマにした絵とかありますし。
弧における多くの尖端とアートって関係ありますよね、弧における多くの尖端をテーマにした絵とかありますし。

…キリないわっ!
ここって、笑うとこなんでしょうか、ヘンシューチョ。

こんな人でも記者になれるんですね、朝日ジャーナルって。
ヘンシューチョ:
それはいいですね。アーティストデイスというのはいかがですか。
例えば天野喜孝週間という感じでね、ホテルに行ったらどこでも天野さんがかかっていたら、天野さんファンは泊まりに来たいですね。

例えば天野さんが誰かと対談して、その時に全て1ケ月間ホテルは天野さん一色になってしまって。 コレクションがあるわけだから。トイレなんかも「天野さんだ、こんな作品だ」みたいな。
それこそ天野さんの作品と寝泊まりして、良かったら買えるみたいなことできますよね。
好きな作家なら、ホテルに一緒に泊まってくれるようなミーハーなのりでも。
それは普通のホテルではできませんよね。野澤さんだがらできるということでね。
シャチョー:
ええ、だからこの前も天野さんが「いいな、ずっと泊まりたいな」と言い始めたから「先生、ただ泊まるだけではダメですよ。ここで、制作活動して下さい」と。

そしたらその時に全部、天野さんの作品を飾ろうと。
そこで申し訳ないけれどそこをオプションをつけさせてもらって、全部天野さんを告知すると。天野さんがここに滞在して絵を描いていますと。天野さん一色の展示会が開かれますと。

たまに時間帯によっては写真くらい撮らせてくれとか(笑)サイン会とか、食事会に登場してくれとか、何か選択して。
天野…(泣)←まだ多少は情が残っている深情けな私。

最近は、タラサの客室にアールビバンの版画カタログがアメニティグッズとして常備されているそうです。
株主優待目当てのセコい個人投資家は、天野のクソ高いインテリアアートなんて買わないと思うんですけど。

…と思ったんですが、こんな記事を見つけました。
>> ジミー大西とタラサ志摩 2005/07/09

ビバン商法は、こういうシャッチョさん達に支えられてるんだねぇ。

タラサ志摩では週末に宿泊者限定オークションを定期開催している(いた?)のだそうで。
ジミーちゃんはどうだか知らないけど、ラッセンの転売で儲けるのは無理ですよ、ブログ主さん。)