蜘蛛之巣城

マツオ・ツラヤバ閣下を惜しむ

まぁ旬のネタなので、マッドハウスのanime版 Wolverine & Iron Manの話。

GONZOがヤヴァイというニュースを聞いて真っ先に「これでダークネスいじられずに済む」 (ひでーな自分)とか思っちゃったくらい不幸慣れした私なので、あれくらいならまだ許容範囲です。

ドラエボんよりマシ!花ぴんリボンの騎士よりマシ!オッケーオッケー全然オッケィ!!

付記) ある意味、ドラエボんよりひどい仕上がり(ネタにすらならん)になってしまうとはな……。

anime ウルヴァリン

んで、ウルヴァリン

ウルやんイケメン若返りは、トルトサ君のshonen-manga版で経験済みだからそれ自体はいいとして。

しかし、面長で長髪は勘弁してくれ頼む! せめてそこくらいは面影残そうよ!
できれば体型も小柄で軽快な感じにしてほしいんだが。 (実写のヒュー・ジャックマンは189cmだけど)



Wolverine By Claremont & Miller(1982年)

話のベースは80年代のクリス・クレアモント&フランク・ミラーのシリーズらしい。

『子連れ狼』ファンのミラー先生のアイデアを盛り込んだお陰で、それまで「粗暴なトラブルメーカー」だったウルヴァリンというキャラに「サムライ魂をもった高潔なる野獣」という解釈が加わる転機になったエピソードなんですが。

しかしデスねー。あの話は半不死・不老の野獣系のオッサンが、色々と経緯のある男の娘である清純薄幸美少女に一途に慕われて、美しいヤマトナデシコに成長した彼女と再会し結ばれようとしたところでギリとニンジョーのしがらみで破局?!かと思われたがミラー流バイオレンス純愛馬鹿男パワーですべてをぶっ飛ばして愛する女を奪回!

…という、ミラー先生、夢見すぎ☆ なとこが萌えポイントなわけで。

主人公が長身のイケメンヤングになっちゃうと、そこらへん台無し。
ヒロインはマリコさんじゃないのかしら。シルバーサムライや『さそり』スタイルのユキオさんも出ないのかしら。

プリーズ・カムバック、ジョーニン・マツオ

つかね。白状しますとね。
私、マーヴェルのリメイクもので日本ネタがからむ度に
「嗚呼、ファビアン・ニシーザのスカポンタンのせいでキャラを壊されちゃったザ・ハンド首領のマツオ・ツラヤバ閣下を再生してくんないかしら」
と万に一つの可能性に瞳を潤ませてんですけどね。


ありし日の
マツオ閣下。
この頃は良かった
……しくしく。

クレアモント&ジム・リーの初期設定だと、ウルヴァリンの極東方面での強敵で、色んなヴィラン組織と共闘してバリバリ暗躍してくれそうなキャラだったんですけどねー。

忍者だけど「上忍」なので忍装束は着ないでダブルのダークスーツに手袋。物腰は常に慇懃だけど忠誠心なんかカケラも持ち合わせてない(忍者だからね!)。

ミュータントじゃない「体を鍛えただけのただの人間」なのにサイロックの精神攻撃を防げるは、ウルヴァリンともガチで戦えるわ。
常に意地より実利優先で逃げ足が異常に早いわしぶといわ。


ものすごく「(NINJAではない)忍者らしい忍者キャラ」で大好きだったんだよ萌えたんだよ。あの頃日本の漫画界では忍者もの冬の時代だったしさ。

それがクレアモントがMARVELに造反・出奔して、メインライターがニシーザに交代になってからは、描写がウェットになって、変に人間味が出てきてキャラ性が弱まったあげく、サイロックごときに情けをかけられるくらい格を落とされてフェードアウト。
(でも時々変な役割でちょこっと再登場したり。いっそさっぱり死んでくれた方が諦めがつくのに)

マッドハウス版でカッコよくキャラ再生してくれたらDVD全巻予約買いするよ~。

追記:マツオ閣下終了のおしらせ(涙)

追記1:
サイロックのミニシリーズで復活予定なんだけど…今度こそきちんとあの世に行ってくださるんでしょうか。怖いもの見たさで久々にリーフ買いするかも。

まさかとは思うけど、これで華麗に復活(ちょい前までのエピソードは影武者とかってことで)してくれたら、私は一生クリス・ヨストについていくぜ!


追記2:
読んだ。最悪だった。

あんなネタで四話も引っ張るなよ。ユキオさんなんて、あんな理由でサイロックとガチで戦うとか馬鹿ですか。

まー、これでマツオ閣下がこれ以上キャラを壊される可能性は無くなったので、良しとするか (面倒な手続き踏んで再利用される程の重要キャラじゃないし)。
マツオ閣下のキャラを壊される可能性がなくなった代わりに、サイロックとウルヴァリンとユキオのキャラが崩壊したのは皮肉なハナシ。

ともかく、私は今後一生クリス・ヨスト脚本作は読まん!