『たたかうくるま。』日記帳

主にTFGF本放送時の過去日記まとめ

   

心は、少年(推定:小三男子)

本気でネタ不足らしいハリウッド。実写版『トランスフォーマー』の企画も、ドリームワークスとパラマウントの共同製作で進行中だそうで、私は小鳥のように小さな胸を不安に震わせております。
んじゃ、とりあえすスタッフリストでもチェックしてみましょうか。

えーと、「脚本:ジョン・ロジャース」?どっかで聞いた名前だ。しかも結構最近。どこだっけ(しばし黙考)。…………『キャットウーマン』の脚本家かあっっっ!! ラジー賞狙ってんのか、スピルバーグ!

終わった。始まる前に全てが終わった。ストロングスタイル大馬鹿映画へと続く一本のまっすぐな道を鮮やかに幻視しましたよ、私は。
いや、題材が題材だし、愛ある馬鹿映画なら大好きなんですよ、私も。ただ、もーちょい熱いB級魂つーか、ヒーロー愛を標準装備した人材を揃えて欲しかったわ。


ま、そもそも「コンボイ司令」つーのが、ペキンパーの遺作のB級馬鹿アクション映画『コンボイ』がネーミングの元だったりするわけだし。それが伝統になって、TFGFのリーダーキャラ達なんか、ケンウォーストラックとは縁もゆかりもないのにコンボイを名乗るハメになってるし。
「バドとホップの都会旅行」なんてサブタイトルの話もあったし、TFGFのスタッフはB級馬鹿映画好きっぽいしな。

…やべぇ。なんか、ビークルモードで進撃するバンガードチームの姿がメガフォースに見えてきた(秘密基地は砂漠の岩山にあるし)。その上、オートボルトがナイト2000じゃなくてトランザム7000に見えてきた(笑)。

実は『ナイトライダー』や『エアーウルフ』へのオマージュじゃなくて、ハル・ニーダム主義が炸裂していただけなのか?

つーか、むしろ一番ヤバいのは、この文章書いてる途中で、己のハル・ニーダム好きを自覚してしまった私なんだが。…私の感性は小学生男児並か(汗)。


さて、怒涛のごとき「転」のつるべ打ちで、毎回クライマックス状態のTFGF。死ぬほど楽しいんだけど、勢い重視でディテールが犠牲になってるのが残念だなー。

脚本段階では、鈴木教授とオートボルトの交流エピソードなんかもあったらしい。
ライブ&オートの長年の地球生活とか、どうして大量のデストロンともども二人ぼっちで地球に漂着するハメになったのか、とか、いずれ本編で語ってくれるのでしょうかね?


ハスブロのサイトのライブコンボイことEVACのプロフィールは、なかなかに良い感じ。

EVAC は雄大なセイバートロンの大空に舞い上がるのと同じほど、地球上を飛行することを愛している。

彼は数百万年前にプラネットフォースの守護者の役目を授けられた時から、地球上に隠れ住んでいた。

彼は原初の昔からその歴史を見守ってきた地球の人々に対し、強い愛着を感じている。彼は人間たちが彼らの同盟者となり得ると認識しているので、トランスフォーマーの地球への駐屯を秘密にせねばならないことに失望している。

勇敢で、決断力があり、そして心優しいEVAC は、可能な限り戦いを避けようとするが、もしも戦闘が避けられぬ時には、彼は非常に手強い敵となるだろう。 彼は生きとし生けるものの命を護ることにその身を捧げている。

millions of years agoって…日本版とケタが違っちゃってますけど???

それはともかく、「対地球人」に関してギャラコンと意見対立するポジションのキャラなのね、本来は。アニメだと、そのあたりはフランクリン大佐の過去話に凝縮されてますけど。
もーちょい早く登場して、ギャラコンとぶつかり合ったりするエピソードも観たかったな(トイの発売スケジュールに合わせてストーリー構成しなきゃなんないから、仕方ないんだけどね)。

なんにせよ、これだけ長く地球に住んでるんだから、生まれや身体構造が違っていてもライブさんは立派な「地球人」ですよね。

「地球人」としてギャラコンと対立するライブさん、地球人類達との軋轢と苦悩、米軍の思惑…なんてヘビーなドラマをコミック版でやってくんないかしら。

愛をこめて地球人類の発達を見守ってきたライブさんの過去話って、ネタ的にすごく美味しいんだけど。ヘリをスキャンする前はどんなビークルモードだったんだろうとか。テイルズ・オブ・ウィッチブレイドみたいなオムニバス形式の話で読みたいな。


ところで、ハスブロのサイトのデータでは、ライブさんのみならず、ニトロもフレイムも能力値が激減してるんスよ。

日本版では三人とも「コンボイ」の称号の証「地位10」に加えて全体的に高スペックな上、各人得意分野ではギャラコンを越える脅威の「10+」。
なのに米版では「地位9」で、各スペック削られて総合値で10ポイント近く低くなって、「普通に強いキャラ」程度の印象に。

あれか、海外版は「コンボイ」と同格キャラじゃないから、別格のギャラコンことオプティマスプライムを差別化する為に、能力値を削られたんスか?ご丁寧にギャラコンはスピード9 → 9.5に底上げされてるし。

TFGFは
「セイバートロン星以外にも独自の発展をとげた超ロボット生命体の住む星がいくつもあって、それぞれの星にサイバトロンとは違う価値観の奴らが独自のルールに従って生きている」
「ギャラコンの掲げる正義は唯一絶対の正義ではなく、各惑星にそれぞれの思想を体現した、ギャラコンに匹敵する能力のリーダーがいる」
…というのが魅力なのに。

さすがアメリカ人。徹底したオプティマスプライム至上主義つーか、セイバートロン中華思想つーか。この分じゃ、設定やセリフもかなり変えられちゃいそうね。

そーいえば、米版はM伝からずっと話が続いてる…ってことは、マイクロン争奪戦で大騒ぎの間も、(未見なのでよく知らんけど)SLでドンパチやってる間も、EVACさんは何にも気づかずに、ず~っと岩山の中でグースカ眠っていたことになるんですが。…謹んで「おねむさん」という愛称を贈らせていただきます。やっぱし色々無理があるぞ、米版。