『たたかうくるま。』日記帳

主にTFGF本放送時の過去日記まとめ

   

一年のしめくくりは信号機と

めでたく大団円をむかえました『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』。
マスガルとの決着は前回の #51『ギャラクシーコンボイVSマスターガルバトロン 最終決戦!』でつけて、最終回は後日談でした。

#51のギャラコンvs.マスガルのタイマン勝負、バトルもの少年漫画のような演出に燃えまくりました。
3DCGを2Dアニメ的な演出で見せるという、TFGFの演出思想の集大成のようなクライマックス。しみじみとカッコいい。私は「こういうの」が観たくて、いい歳こいてアニオタをやってるのよね。


おなじく第一話で期待させられた『ZOIDSジェネシス』が、ストーリー面は評価できるものの肝心のZOIDSの見せ方が余りにも面白みに欠け、あっという間にイレコミを失ってしまったのとは好対照というか。

ZOIDSの3D技術自体は決して低いものではないのですが、テクスチャの貼り込み過ぎでZOIDSの造型が良く分からなかったり、ライガーの形態上どうしても戦闘シーンが「ブレードを出して猛ダッシュで突っ込んですれ違いざまに斬る」パターンの繰り返しになってしまったり。今では戦闘シーンは早送りで飛ばして観ている有様。

カスタマイズ路線で敷居が高くなってしまったZOIDSシリーズをいったん原点に戻そう、という試み自体は正しかったと思うけど。初代ZOIDSが好きだっただけに、色々と残念でした。


ハイテンションな#51とは対照的なほのぼのとした最終回『新たなる旅立ち』は、取りこぼしのない細やかな描写の後日談で、これも良かった。

* マスガルとの決着後、膝をつくギャラコンに真っ先に駆けつけるのは副指令ドレッドロック。ここはソニックやライガーじゃ駄目。副指令でなきゃ。

そして会議の場でのギャラコンの感謝の言葉。ちゃーんとわかってらっしゃるんですね、総司令官。
あの軍団でギャラコンの補佐役が出来るのはドレッドロック以外にいないんですよ。日ごろの苦労が、心痛が報われたね、副指令。


* フランクリン大佐、ライブコンボイに乗ってセイバートロン星へ。子供の頃からの夢がかないましたね、大佐。

この人、「ええ歳こいてTFの好きな大人」の代弁者みたいな存在として途中から感情移入しまくりで観ておりましたので、我がことのようにうれしいです。

* ルーシー・スズキ教授も「トンデモ研究者の本懐」のようなお役目をもらってハッピーな上、大佐と御成婚まで。も、物凄いカップルだ。誰もついていけないよ。ここンちの家族の団欒は人外魔境だ。


* フレイムコンボイ様、何なんですかそのGガンノリは。いや、タイガーマスクか。おまけに力石アッパー(笑)。ライガージャックまでいつの間にあんな必殺技を。地球のTVで覚えたの?。

* どさくさまぎれにエクシゲイザーまで溝落とし走行をやっていやがったよ。地球で何おぼえてきたんだ、おまいは。つことは、ニトロコンボイは涼介にーちゃんなのね。


* あああああっ。地球の守護神ライブコンボイさんが旅立ってしまいましたよ(泣)。愚連隊を引き連れて。 やっと部下が増えたと思ったら、あんな連中か。
なんかロードストームと通じ合っちゃってるのは「殴り合って友情が生まれた」んでしょうか。

相変わらずオートボルトは察しのいい相棒ですね。

ライブさん、サイドス老師の教えをうけてさらにテクニカルポイントを上げるつもりなんでしょうか。

EDカットで北極の氷の下から何かを引き上げてたみたいだけど、あれは休眠中の地球サイバトロン?

付記)DVDブックレットによると、北極ではなくどこぞの極寒惑星らしい。つくづく寒冷地に縁のあるチームだ。

* マニア人気の高い信号機TF君に「シグナルランサー」という立派な名前がついた上、カッチョええトランスフォームシーンまで(デモリッシャーの変形バンクのスキン張り替えみたいだけど)。
商品化しようよ、これ!カートイのコレクターは絶対欲しいよ。対カー型TF&勇者相手には無敵だね、彼は。肉二世のデッドシグナルみたいな感じで(笑)。

* デストロンちんぴらカルテット。君達は一生そのまんまだな、きっと。実は一番幸せな奴らかもしれん。

* ガテン星、もといギガロニアの連中はこっちの宇宙で出稼ぎ。まあ、建設さえしてりゃ幸せな奴らだから。信号機君もメガロのチーム入り。安全第一~。


* スタスク&プラネットXコンビは別の次元にでも飛ばされたのかと思ってたら、根性で復活したらしい(「次回作につづく」っぽい倒され方だったのに)。本シリーズ中盤の怒涛の盛り上がりは文句なく君達の功績だ。がんばってリベンジに励んでくれたまえ。

* そしてスタスク討伐隊でガードシェル、デモリッシャー、ソニックボンバーがトリオ結成。血の気の多いチームだ。

* EDでベクプラvs.マスガルのカットもありました。時空の狭間で健在なのか。

* ひとりベクプラを偲ぶルーツの姿が泣かせる…。


* コビー少年を中心に観ると、TFGFは思春期の入り口にさしかかった田舎の少年が「外の世界」からやってきた強くて魅力的な大人の男性(特にギャラコン)との出会いによって成長する、という非常にオーソドックスな物語だったわけです。

もともとTFファンになったのは、大人コドモがぞろぞろ出てくる80年代富野アニメ大暴走期に、ロボットではあっても「精神的に成熟した、立派で正しくたのもしい大人の男性のパーソナリティーを持ったキャラクター」が登場するところに感銘をうけたのが理由の一つでした。今期のTFはその辺をきっちり押さえてくれたとこが非常に嬉しかった。

第一話で物凄いオットコマエな言動で私のハートを鷲づかみにしたガードシェル(「熱血」と「大人の落ち着き」のバランスが丁度いい)が地球に一人落下、子供達に保護されるという導入部から、コビーとガードシェルの間に勇者シリーズ的な絆が生まれることを期待したのですが、そこはあっさり流されてしまって残念でした。
その分、フランクリン大佐とライブコンボイで萌えたけどね!

* バドはホントにオスカーとっちまうし。侮りがたし、オタク少年。

付記)そういえばGFに登場する人間キャラはローリ以外は全員重度のオタクなんだよなぁ(コビー=メカフェチ、バド=ボンクラ系映画オタ、スズキ教授=トンデモ科学者、フランクリン大佐=超常現象マニア)。

説明不足な点や、もっと踏み込んで欲しかった点、細かい不満はあるけれど、3クール目のスタスク反乱からプライマス様復活までの怒涛の展開は、燃えまくりの萌えまくり。楽しい一年をありがとう、スタッフ。

来年一年はアニメはお休みなのか、春から何か展開があるのか。DVDを観かえしながらわくわくと待とう。

ああ、いとおしい作品世界だったな…。